1800年代後半以降、食品サプライヤーが牛乳やその他の食品の細菌を殺すために熱殺菌を使用し始めてから、何百万人もの人々が、 細菌中毒はもちろんですが、腸チフス、ジフテリア、猩紅熱 、結核、口蹄疫 ,炭疽病 などの病気から免れました。
しかし一部の食品は、風味、食感、外観を変えずに加熱殺菌することはできません。ジュース、肉、鶏肉、魚介類、サルサ、調理済穀物・米、果物や野菜、サラダ、ディップ等、すぐに食べられ製品が多く含まれます。
幸いなことに、1990年にPascalization( 加圧加熱殺菌 )または高圧処理(HPP)が商業的実用可能になりました。HPP加工機は、冷水を使って密閉チャンバー内で最大87,000ポンド/平方インチ(PSI)で数分間加圧します。
プロセス中、多くの微生物が死にますが、熱殺菌とは異なり、食品の色、繊維、味、そして栄養価は損なわれません。その結果、HPPは食品の貯蔵寿命を延ばし、防腐剤も不必要化または削減可能にします。魚介類業界にとってのもう1つの利点は、HPPにより、加熱せずにほぼ完璧に形で、甲殻類(ロブスターなど)を殺菌処理できることです。手作業で行なう必要はなくなります。
数年前、CTIは食品ブランドからこの高圧殺菌処理済表示について強い要請を受けました。
HPPを使用した食品パッケージは、その処理をしていない食品パッケージと全く同じに見えます。それでは、パッケージが誤ってプロセスをバイパスしたことを、どのように知ることができますか? またはパッケージが、十分な時間にわたって、目標圧力で処理されたかどうかをどのように確認しますか?
CTIは、食品パッケージがHPP処理されたことを視覚的に示すために、HPPインジケーターテクノロジーを開発しました。
HPP処理前は、インクはほぼ無色透明です。 HPP処理後、インクの色は「青」に変わります。
この新しいインク技術は、他の市販インクと同様に印刷できます。印刷方式は、UVフレキソ、水性フレキソ、グラビア、オフセットなどから選択します。食品ブランドは、目立たない場所に小さなHPPインジケーターラベルを配置したり、HPPインクドットをシールフィルムに印刷したり、HPPインクデザイン要素を既存の消費者向けパッケージに組み込むことができます。
CTIは、ブランドや印刷コンバーターと連携して、HPPレシピ(食品、加工設定、水温、冷蔵庫の輸送)に最適なHPPインジケーターテクノロジーの選択について、グラフィックデザインからテストおよび商用化までサポートします 。
CTIはサーモクロミックインクの世界最大のメーカーであり、サーモクロミック、フォトクロミック、圧力反応、蛍光、グローインザダークなどの環境反応性機能性インクを製造しています。 CTIは、何社もの世界最大のブランドをエンドユーザーに持ち、パッケージング印刷会社プリンターをサポートするイノベーション企業です。
当社代理店に、お問い合わせください。HPPインジケーターが高圧殺菌処理の品質管理を改善し、消費者がHPP処理されていないパッケージを手にしてしまうリスクを軽減する方法をご提案します。
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