デルタE (ΔE 色差検査)
製品の概要
Discovery フルカラー印刷品質ツール デルタE
国際照明委員会(CIE)は、比色分析、測光、およびイメージングの分野を標準化するために1900年代初頭に
設立されました。 委員会は1976年に色差のトピックに取り組み、世界にDeltaEの概念を紹介しました。
ΔE は、表示される色と人間の目が認識する色がどれだけ近いかを確認するために使用します。
この値は、CIE Lab 色空間の 2 つの点として指定された 2 つの色の差でもあります。色の精度が低いほど、ΔE の値は高くなります。
印刷業界では、校正刷りと本刷りの差を測ったりする場合に用いたりします。
色検証ツール(DeltaEチェック)
- L. a. b. はCIE76メソッドに基づいて計算されます。
- デルタE測定は差測定であるため、システムにティーチングされた色と、実際の印刷画像から取得した色の差を監視する方式です。
- 通常の設定手順は、当検査システムを稼働させる前に、実際に印刷する色校正紙から、何か所かの部分を分光器で測定し、それを当システムに教える(ティーチング)します。
- 当社システムのデルタE機能は、その登録した色に対して、実際に通過する印刷物を測定し、その差分をオペレーターに通知します。
- この通知される差分数値を見て、オペレーターは、インク濃度が適正であるか、印圧はどうであるかなどの判断を行ないます。
即ち、実際の印刷物を目視しなくとも、現在走行している印刷物の色が、許容範囲にあるか否かの判断を行なう為の数値を、オペレーターに教えます。- このように、デルタE機能は運転中の印刷色の差分を表示する機能であり、印刷色の正確性を判断する機能ではありません。
- 当機能を使えば、より実際の印刷現場に即した検査方法であり、自動色検証システムは不要です。
上の動画をご覧ください。
輪転機の既存のガイドローラー間に設置可能なコンパクトなセンサーヘッドです。
カラー印刷見当検査と、デルタE 色差検査を同時に行なっています。 バーコード、二次元コードの同時検証も可能
- 採用される業界別
- ソリューション別
- 印刷品質
- 1Dコード、2DコードのISOグレード検証
- RFID 読取/書込み統合品質検査
- LIS: 印刷工程を統合化した画像検証システム
- 可変情報検証
- 外部データマッチング : データ印字の全数管理に必須の外部データとのインラインマッチング
- 印刷工程生産管理
- 画像処理製品別
- Maxscan: コンタクトイメージセンサー(CIS) –コンパクト、高解像、高速処理
- PQ Express:印刷品質検査ヘッドをワンパッケージ化。 コンパクト、高速処理
- ロールインスペクター : ラベルロール出荷前の最終検査
- Pharma PQ : 製薬業界向け印刷品質検査、トレーサビリティ検証システム
- 可変印刷データ検査用 超コンパクトシステム
- 目的別検査ツール: 全体を、Discovery Suiteという名のソフトウエア群
- 検査後の履歴報告、トレーサビリティ: Discoveryソフトウエア
- カスタムデザインシステム管理
下記の社名をクリックして直接当社への問い合わせも可能です。
株式会社リベロ
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