今日の1枚:2020/02/11 ランボー

パリ、いや、右岸ラテン地区の宿泊が初めての人と同行した時は、地図上の位置確認も兼ねて大通りを歩く。今日は一人だが、あるホテルを見たくて、宿泊しているホテルからソルボンヌ通りに出て、ソルボンヌ聖堂前広場よりサンミッシェル大通りからシテ島の方へ歩こうと思った。サンジェルマン通りを渡り、数分まっすぐ歩くとセーヌ河畔通りに出て、右手にパリ大聖堂(ノートルダム)が眼前に現れる。
1枚目は、道幅の非常に狭いソルボンヌ通り、2つ目はソルボンヌ聖堂前広場、日中は多くの学生が集まり、勉強したり談笑している。次は、ソルボンヌ聖堂前広場に立つオーギュスト・コント像である。辻説法に多くの若者が欧州各地から集まり、余りにもその数が増えたため宿泊所して出来上がったのがソルボンヌであったようだ。実際に現在でも大学の外側各所に学者の銅像がある。
広場からサンミッシェル大通りに出て右折するが、少し行った横断用信号近辺の左側は2つの分岐がある。(5番目の写真) ここで、サンミッシェル通りを渡って前に見える右の道を行けば、サンジェルマン デュプレへ、左の道を行けばオデオン座やサン・シュルピス教会方面へと行ける。
今日はセーヌまで行くので、そのまま下る。右手に中世博物館に隣接した極小さな公園があり、光の具合が良いので2、3枚撮った。 8番目の写真では、クリュニー中世博物館の柵が見えるが、ここは共同浴場の跡が明確に残っているのでローマ時代の遺跡として厳重に管理されている。この柵の終端が、サンミッシェル・サンジェルマンの交差点であり、サンミッシェル・クリュニーの地下鉄駅である。
そして交差点の写真に映り込んでいるHotel Cluny Sorbonneから、今日のテーマとして「ランボー」を選んだ。
1970年頃、 ポール・ヴェルレーヌは、詩の才能も含めてアルチュール・ランボーに惚れ、実際に何回もこの小さなホテルに二人は宿泊した。その頃から現在まで現役のホテルである。 最後の1枚は実際に泊まった時の記録である。
ランボーは、日本語表記の時のみ、タイトルと内容の段差を付ける効果がある。英語表記では、スタローンのは「 Rambo 」、アルチュール・ランボーは、「Rimbaud」であるから、、、、

、サンミッシェル通りとサンジャック通りの間にあり、に平行に走って非常に狭い
ソルボンヌ聖堂:勿論、大学の敷地内
ソルボンヌ聖堂前広場に立つオーギュスト・コント像

サンミッシェル大通りを右折して下ると、一番低いところがシテ島、右にパリ大聖堂が眼前に見える
サンミッシェル通りを渡って前に見える右の道を行けは、サンジェルマンデュプレ方面、左の道を行けばオデオン
クリュニー中世博物館に隣接している非常に小さな公園
同じ公園
サンミッシェル通りの右側には、クリュニー中世博物館
ローマ時代には浴場であった。
サンジェルマン大通りを渡る。左側にHOTEL CLUNY SORBONNE
アルチュール・ランボーとポール・ヴェルレーヌはこのホテルを使っていた。
私も前の写真で見える3回の角部屋に泊まった。記録の為に深夜、サンジェルマン大通りを撮る