今日の1枚:2020/03/17 ノートルダム大聖堂 ブリュッセル

1992年よりベルギーの機械メーカーが製造する連続フォーム用ラベル貼り機、ダイカット機の販売を始めた。成田発の直行便もあり、欧州への起点をブリュッセルにしていたが、2001年秋、サベナベルギー航空の倒産後、ロンドン、フランクフルト、パリというようにゲートウェイ空港を探した結果、パリが便利であることが分かり、現在まで起点としている。成田発の深夜便を使えば、早朝4時半頃にパリ シャルルドゴール空港に到着するので、7時半頃からの朝一番便を使えば、欧州の主要都市に朝9時迄には着き、終日ビジネスに使える。ベルギーへは空港駅から高速列車「タリス」で2時間余でブリュッセル南駅に着く。このルートは、隔年で開催されるラベルエキスポ・ブリュッセルでも変わらない。カルチェラタン地区に宿泊し、RER、パリ北駅からタリスでブリュッセル南駅、地下鉄で展示会場近くの駅まで約2時間。自宅から名古屋市内に行くよりも短時間だ。さて今日はモントリオールのノートルダム大聖堂の写真を貼る積りあったが、ノートルダムというキーワードに引っ張られてしまったので、その名を冠している聖堂の話題に切り替えよう。2002年から10年程の間に、フランス北部のパリ、サンドニ、ランス、シャルトル、アミアン、ディジョン、ベルギーではブリュッセル、ドイツ西部のケルン迄、そして北は英国南部のソールズベリーとゴシックを中心に教会を見学し、写真を撮って廻った。今日は、現在ラベル、パッケージ業界で仕事をさせていただいている私が、欧州で最も宿泊数の多い都市のひとつであるブリュッセルにあるノートルダム・デュ・サブロン教会(L’Eglise Notre-Dame du Sablon)のステンドグラスなどを紹介したい。外観をなかなか撮影しにく教会である。最初の画像は王宮から最高裁判所へのレジャンス通りで市民マラソンに遭遇、左にこの教会、ノートルダム・デュ・サブロン教会。この道が最初に存在したのか、パリ等より緯度が少し高いからか、多少南西に向いている西門前は懐がなく教会全体を撮りにくい。この教会は、フランボワイアン・ゴシック様式の傑作と言われているそうだ。最後もステンドグラスであるが、ベルギーは小国でありながら小さな公国、司教領、伯領が多数あり、その紋章がステンドグラス化されている。 通りの反対側は広場となっていてアンチーク市、各種イベントが開催されている。教会を背に広場の右手にはヴィタメール、左にはピエールマルコリーニの1号店がある。グランパレ広場から歩くと結構な上り坂であるが、20分弱の距離なので、この教会のステンドグラス見て、著名チョコレート店で買い物や店内で飲食を楽しんでは如何でしょう。