サーモクロミックインキは、インキの温度が設定点を通過すると色変化します。設定温度以下の場合には、インキで印刷した色に発色し、その温度以上の場合には、無色か、設定された他の色に変化します。再び温度が下がれば、元の色に戻ります。
温度表示ラベルで適切な温度を知る
消費者は、ブランドエクスペリエンスに於いて「温度」と「製品」は一体のものとします。消費者は、「ホットコーヒー」、「冷たいソーダ」、「暖かい蒸し鶏肉スープ」にお金を使います。 消費者のひとりも「コーヒーは温かったが、おいしい!」とは言いません。
温度コントロールされた製品で、
冷たさを確実に表示
クアーズライトは、「ロッキーマウンテンコールドリフレッシュメント」をの消費者の手に提供したかったのです。
「山が青くなると、ビールはロッキー山脈と同じくらい冷たい」という表示を、クアーズライトがブランドの位置付けとしてCTIのサーモクロミックテクノロジーを使って、定着させました。
7年間で450Millionの売り上げを達成!
マルチパックごと冷蔵庫に保存して、冷却状態が判るとリピート率が増大
サーモクロミックインクが採用しているトリガー機能は、熱力学化学における画期的な技術であり、CTIインクは初めてケースパッケージに採用されました。
冷えた時に正確に温度域を表示します。従来のサーモクロミックは、飲料がまだぬるくても、冷蔵庫の温度によって直ぐに色変化していました。トリガーテクノロジーにより、消費者は店舗でコールドパックのみを購入し、食品貯蔵室ではなく冷蔵庫に保存する消費者の割合が増加しました。
この段ボール外壁への温度表示インクは、米国ではカートン単位で販売されることが多く、内部の容器とカートンを接触させる構造にして、カートン外部のラベルの色を変えられるよう、大手ブランドの特注によって開発されました。勿論一般に販売可能です。
ホット保証で提供される製品の
品質とサービスを改善
ニュージーランドのピザハットフランチャイズチェーンは、配達時間に苦労しており、ピザが冷たくなった状態で配達されることへの対応として、CTIは「ホット保証」ラベルの開発を支援しました。 ラベルにピザが、ホット(HOT)と表示されていなければ、無料としました。これにより、フランチャイズは納期を短縮し、ピザが熱くてとろける状態で配達されるようになりました。
アプリケーション別
- 適正温度表示
- サンライトで発色
- リヴィール (見えないところから現れる)
- グローインザダークインク (蓄光)
- セキュリティ:改ざん、不正行為表示(1)
- セキュリティ:改ざん、不正行為表示(2)
- 温度トリガー
- カラーチェンジ樹脂
- ブラインドスポッツ 高圧殺菌・滅菌処理用
- ブラインドスポッツ 凍結警告
- ブラインドスポッツ 凍結・加熱不正防止
- セキュリティ (偽造・改ざん防止、真贋判定)
- 非可逆性サーモクロミックインク
- ViziRev SafeInject :注射液ラベル
- ハイドロクロミックインク:湿度感知センサー
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